サキナのエステマシンの歴史はどのように変化した?
サキナの美顔器はエステマシンとも呼ばれ、様々なものがこれまでに登場しました。2019年に発売が開始されたサキナルルシェ、サキナビジュー、サキナピノは現在手に入れられます。
その以前に発売されたエステマシンも気になるところですが、どのような変化があって今にたどり着いたのか、その変遷をご紹介します。
1982年から歴史が始まった
サキナの美顔器の歴史は1982年から始まっています。
この時からスチームもクリーナーも赤外線も備わっているのですからすごいことです。
最初のモデルの特徴などをまとめました。
まるでコックピットのような美顔器
現在のサキナの美顔器は白を基調としており、サキナビジューのように名前に宝石が入るようなものも見受けられます。
しかし、当時の美顔器は黒い箱に入っており、中は赤が基調となり、スチームや赤外線などがかなり機械的な感じがする他、スイッチなどがまるでコックピットに出てくるようなものがあるなど、サキナビジューに代表されるような宝石的な雰囲気はありませんでした。
この当時のエステマシンという雰囲気は醸し出されている他、今に通じる機能がたくさんあるなど、面影そのものはあります。
赤外線が別売りの時代
1985年から登場したバージョンはそれまでの黒が基調になったものから、白っぽさが表に出始めています。
スチームもあり、クリーナーもついているものの、赤外線は別売りだったのが特徴的です。
見た目もまだ美しさというものがなく、ゴツゴツとした印象を与えます。それでも初代にあった怪しさは改良され、優しい雰囲気を漂わせるものになっていきました。
ちなみに、この当時から一定の効果はあったということです。
劇的な改良を見せ、今の状態に近づく時代
白が基調となり、まるで宝石のようだとその名もついたサキナビジュー。
1990年から発売されたものはそのサキナビジューなどにかなり近づいてきてきました。
鏡やライトが登場!
大きさや重さはサキナビジューとほとんど変わらず、スチームや赤外線、クリーナーなどがつき、色味は白っぽさが強くなるなど、サキナビジューの原型と言えるような状態になってきました。
もう1つ大きな特徴なのが、鏡とライトです。特にライトは蛍光灯が2本ついたことで明るく照らしてくれるようになっています。
サキナビジューではLEDライトが使われており、そのあたりに進化を感じさせます。
色が選べた時代もあった
2002年から発売され、サキナビジューが登場する直前に販売が終わったタイプの美顔器は、色が選べたことが大きな特徴です。
セルリアンブルーとオーロラオレンジの2種類で白を基調とする状態は同じであるものの、様々なものの色の違いが見られ、好きなものを選べました。
現在はすべて白で統一されていることを思えば、色が選べた美顔器というのは、大変貴重なものといっていいでしょう。
つい先日まで売られていたサキナミューも、ピンクとブルーで色が選べました。
機能はこれまでと変わらず、色味だけが変わったような感じでしたが、消費電力が一気に下がったことで、電気代がかからなくなったというのが大きな要素です。
ピノからビジュー、ルルシェへ
2010年から発売が開始され、実に10年ほど販売が続くロングセラー商品です。
セパレートタイプの美顔器であり、赤外線がないのが特徴でしたが、2つ合わせて6キロとこれまでの製品に比べて軽くなったのが特徴で、それが人気を支えます。
サキナビジューは2012年から現在までかなりの台数を打っていますが、スチームの量がこれまでに比べて増えたことやクリーナーが独立し、乾電池で動かせるようになったことも画期的でした。
ライトはLEDに代わり、温かい光を届けてくれるようになっています。
2019年に登場したサキナルルシェは、全体的に少しだけパワーアップしながらも、タンクを内包させたことでコンパクト化に成功しています。
ライトなどはカットされましたが、シンプル化に成功させてよりパワーアップしたというのはサキナ美顔器の進化の流れを感じさせます。
まとめ
スチームに必要な消費電力はここ10年ぐらいまで変化がなかったものが消費電力を高めてスチームをより出すようになっているなど、進化が続いています。
劇的な進化という意味では見た目が大胆に変わっており、化粧箱のような黒いものから、宝石と称されるような白いものへと変化。
エステマシン、美顔器のイメージを段々と変えてくれたといっても過言ではありません。
進化をするにつれ耐久性も上がる他、初代を使っていた人の娘が最新のサキナルルシェを使うなど、もうすぐ40年という時の流れを感じさせます。
40年経ってもお肌の悩みは尽きないもので、そのたびにサキナの美顔器が登場します。
この先の10年で次はどのような美顔器が登場するのか、期待せずにはいられません。